民族学・文化人類学を中心とした研究を行う大学共同利用機関の役割をもつ珍しい博物館
大阪府吹田市千里の万博記念公園内にある通称「民博 (みんぱく) 」と呼ばれる『国立民族学博物館(こくりつみんぞくがくはくぶつかん)』は、1974年(昭和49年)に創設。民族学・文化人類学を中心とした研究を行う人間文化研究機構を構成する大学共同利用機関の役割をもつ珍しい博物館。
館内の施設は、みんぱくの研究成果を展示により詳しく紹介する「探究ひろば」。世界の諸民族の暮らしや文化を記録したビデオ約600本の中から自由に選択して見ることができる「ビデオテーク」。展示物をみながら、映像と音声による解説が視聴できる「みんぱく電子ガイド」は、携帯型の展示解説装置を無料で貸し出し。また文化人類学・民族学関係の文献図書資料を所蔵する「図書室」など、施設が充実。
また世界各国の工芸品や文化人類学・民族学に関する書籍を購入出来る「ミュージアム・ショップ」や、エスニックランチなど各国の民族料理が楽しめる「レストラン」も人気の施設となっています。