伝説の要塞の魅力的な遺産に飛び込もう
歴史
山中城は約450年前、第3代北条氏康の代に小田原城を守る境目の城として築かれました。北条流築城術の粋を集めた障子堀が特徴で、堀や土塁の配置によって生命を維持しました。豊臣秀吉の攻撃によりわずか半日で落城しましたが、その遺構は中世山城の雰囲気をダイナミックに体感できるものです。
見どころ
山中城跡は、75,000平方メートルを超える整備範囲内に障子堀などの遺構が点在し、中世山城の様相を間近に見学できます。堀や土塁の配置や水の利用など、箱根山の自然の地形を巧みに取り入れた作り方にも注目です。また、緑豊かな史跡公園内ではツツジ、紫陽花、スイレンなどの美しい花々を楽しむこともできます。さらに、駿河湾や箱根連山を望む景観も見事です。