香取山に佇む、風格漂う歴史と信仰の交差点
歴史
千葉県野田市に佇む円福寺は、1586年に創建された豊山派の真言宗寺院で、香取神社を鎮守する歴史ある寺です。開山は天正14年、番榮上人により不動明王を本尊として創建されました。境内には阿弥陀堂もあり、寺名は「香取山 無量寿院 円福寺」に由来します。
見どころ
円福寺は、隣接する香取神社の別当寺として、地域の信仰の拠点でもありました。また、寺の墓地として広大な「大利根霊園」があり、関東大震災や東日本大震災の犠牲者の追悼碑も設けられています。寺は被災地に直行し、犠牲者の供養を行った歴史的な出来事も刻まれています。