旧御用邸の建物や庭園を改修整備した歴史公園。
栃木県日光市本町の日光観光シンボルである神橋から大谷川
を1kmほど上流にさかのぼったところに位置する、栃木県立
都市公園『日光田母沢御用邸記念公園』。明治32年(1899年)
に病弱であった皇太子嘉仁親王(大正天皇)の夏の静養所
として造営した《旧御用邸の建物、庭園》を改修整備した歴
史公園です。★建造物群は国の《重要文化財》に指定。
建物は、大正天皇即位後にも多くの部屋が増築。江戸・明治
・大正の各時代の用途の異なる建築が混在している中で、特
に《旧日光田母沢御用邸》は、御用邸の中でも最大規模の木
造建築物。和風建築ながら《じゅうたん、シャンデリア》な
ど、和洋折衷の生活様式も取り入れられ、文化的価値も高く
、建築学的にも大変貴重な建物となります。