富山港展望台は、富山港を一望できる展望台です。1986年に開業しました。24.85mの高さから、富山港と岩瀬のまち並みを見下ろすことができます。晴れた日には、遠く立山連峰や富山湾がきれいに見える、絶好のビュースポットです。展望階まではらせん階段で登ります。灯篭のようなユニークなその姿は、琴平神社にある「常夜燈」をモデルにしているためです。「常夜燈」は、北前船の時代には燈台の役目を果たしていたと言われています。船の安全と港の繁栄を願ってこのデザインになりました。かつて北前船の町として栄えた岩瀬のシンボル的存在です。富山港展望台は、今も変わらず日本海交易の要港である富山港を見守るように立っています。