平家ゆかりの品々、古文書、民具を収蔵・展示する平家落人伝説が伝わる民家を利用した資料館
徳島県三好市にある『平家屋敷民俗資料館(へいけやしきみんぞくしりょうかん)』は、江戸時代の民家をそのまま保存・利用した平家ゆかりの品々、古文書、民具を収蔵・展示する平家落人伝説が伝わる民家を利用した資料館。
江戸時代に建てられた茅葺き屋根が特徴の民家は、壇ノ浦の戦いで安徳天皇の御典医、《堀川内記(ほりかわないき)》が残党とともに祖谷に落ちのびたあと、豊富な薬草を使って医業や神官を務め子孫代々が暮らした屋敷。(平成21年4月6日に三好市指定文化財(有形文化財・建造物)に認定。)
施設内には、平家に由来する宝物、古文書、生活用具などの民俗資料を多く展示。また樹齢800年を超えるモクセイを敷地内で見ることができる。