後世に残したい文化遺産として建築百選に選定された建築物を利用した3,000種5万点の貝を展示する施設
高知県土佐清水市竜串にある『海のギャラリー』は、土佐清水市在住の洋画家《黒原和男》氏が収集した貝のコレクションを公開する目的として1967年(昭和42年)2月に開館。3,000種5万点の貝を展示する施設。
建物は、1級建築家「林雅子」による設計。林氏の建築に対する思想、価値観、設計方法をよく表している代表作として価値が認められ、日本建築学会、DOCOMOMOjapanにより2003年に後世に残したい文化遺産として建築百選に選定。
館内には、日本三宝といわれる学術的にも貴重な貝「テラマチタカラ」「ニッポンタカラ」「オトメタカラ」や、大きいもので1m以上、小さなもので1mmの大きさの貴重な貝、珍しい貝、色彩の鮮かな貝を多く見ることができる。