明治維新の志士たちが学んだ、吉田松陰の私塾
歴史
松下村塾は、幕末期に吉田松陰が主宰した私塾です。天保13年(1842)には、松陰の叔父である玉木文之進が自宅で私塾を開始し、後に松陰の外伯父である久保五郎左衛門が引き継いで子弟の教育にあたりました。そして安政4年(1857)、28歳の松陰がこれを継ぎ、主宰することになりました。
見どころ
現在も松陰神社境内に残るこの塾舎は、吉田松陰が明倫館の師範を務めていた長州藩の藩校としても知られ、平成27年(2015)には世界遺産に登録されました。この塾で学んだ伊藤博文らの偉人たちが後に明治維新を成し遂げる重要な場所となっています。