『在りし日の歌』で知られ、昭和12年に30歳という若さで生涯を閉じた詩人《中原 中也》の貴重な遺稿や遺品を展示する施設
山口市湯田温泉にある『中原中也記念館(なかはらちゅうや
きねんかん)』は、山羊の歌』『在りし日の歌』で知られ、
昭和12年(1937)に30歳という若さで生涯を閉じた詩人《中原
中也》の貴重な遺稿や遺品を展示する施設。
公共建築百選に選定された施設は、中原中也の生家、中原医
院の跡地に建てられている。また館内展示は、常設、常設テ
ーマ、企画展示の三部で構成。中也自筆の草稿や日記。愛用
の机などの遺品をはじめ、詩集「山羊の歌」の初版本など貴
重な資料を展示。またビデオ放映、CD試聴、資料検索室など
施設も豊富。
また中也の業績と生涯を紹介する常設テーマは基本1年、様
々な角度から中也の詩の世界に迫る企画展示は約2ヶ月~3ヶ
月のスパンで変更。訪れるたびに新たな中原中也の魅力が伝
わる展示内容となっている。