山口県にゆかりのある作家の作品を収蔵・展示する美術館。
山口県山口市の日本の道100選にも選ばれた「パークロード
」沿い、かつて山口大学経済学部の旧亀山キャンパス跡地に
位置する『山口県立美術館』は、1979年に開館。シベリアの
抑留体験を描いた「シベリアシリーズ」で有名な画家《香月
泰男》氏の死後、遺族により山口県に寄贈された作品を中心
に、山口県にゆかりのある作家の作品を収蔵・展示する施設。
館内には香月泰男の「シベリア・シリーズ」の他に、長州藩
とゆかりの深い《雪舟、狩野芳崖、松田正平》や、戦後の画
家で知られる《小林和作》の作品を展示。特に雪舟の「倣高
克恭山水図巻」「牧牛図・渡河」は、重要文化財に指定され
ている。
また年数回の展示替えによるコレクション展の作品の充実度
はとても高く、多くの人が素晴らしい作品を見に訪れる人気
の美術館です。