13代旧岩国藩主《吉川経健》が建てた山口県有形文化財に指定されている岩国学校校舎を利用した資料館
山口県岩国市にある『岩国学校教育資料館』は、1871年 (
明治3年) に13代旧岩国藩主《吉川経健[きっかわつねたけ
]》が、建てた藩立岩国学校の校舎を利用した資料館。
建物建設当初は、二階建てでしたが、1873年 (明治5年)
に三階を増築。建物外観は3Fに洋風の鐘撞き堂を設けた和
洋折衷建築。全国にある明治初年の学校建築の中でも、様
式の特異性において他に例をみないことから1969年 (昭和
44年) には山口県有形文化財に指定。
館内には、近代日本の礎となった人物、東芝の創始者であ
り「日本の電気の父」とも言われる藤岡市助博士を始め、
文豪・国木田独歩、作家・宇野千代、鉄道の権威大屋権平
、造幣局の山縣修などに関する資料を展示しています。