大阪を象徴する通天閣。ビリケン様でも有名。「塔博士」とも呼ばれる内藤多仲が手掛けた建造物。
現在の通天閣は
Q5で、通天閣観光株式会社(つうてんかくかんこう、Tsutenkaku Kanko Co., Ltd.)により運営されています。
避雷針を含めた高さは103m(塔自体の高さは100m)。
建設を施工したのは奥村組。
「通天閣」の名前の由来は長い間謎とされてきましたが、
命名者の遺族の証言により、命名したのは明治初期の儒学者、藤沢南岳であることがわかりました。
藤沢南岳は父が開いていた大坂の私塾「泊園書院」を継承し、数千人の門人を擁することとなります。
幕末には高松藩に仕え、左幕派だった藩論を一夜で朝廷派へと変換したエピソードで知られています。
そんな、藤沢南岳は漢籍への精通は当代随一といわれ、あちこちから命名の依頼を受けていました。
設計者は、
さっぽろテレビ塔、
名古屋テレビ塔、
別府タワー、
東京タワー、
博多ポートタワーを設計し、「塔博士」とも呼ばれる建築構造家・
Q6。
Q5通天閣は
Q6の手がけたタワー六兄弟のひとつです。
周辺の新世界は大阪ならではの食べ物屋さんや店舗が並び、
昔ならではの芝居小屋や店舗も数多く残っています。