地元出身画家《児島虎次郎》の作品やコレクション及び、地域の植物化石を収蔵・展示する施設
岡山県西部の緑豊かな町、高梁市成羽町に位置する『高梁市成羽美術館(たかはししなりわびじゅつかん)』は、岡山県初の町立美術館として昭和28年(1953)に開館。地元出身画家《児島虎次郎》の作品やコレクション及び、地域の植物化石を収蔵・展示する施設。
建物は、地下1階地上2階のコンクリート打放しが特徴。コンクリートの壁と周囲の緑が調和した美しいデザインは、館自体が美術作品としての存在感を放つ。★設計は一級建築士《安藤忠雄》氏が担当。
館内には、日本の洋画家《児島虎次郎(こじま とらじろう、1881年(明治14年)4月3日 – 1929年(昭和4年)3月8日)》の遺作絵画や、虎次郎が集めた古代エジプト遺物などのコレクションを中心に展示。また成羽町で採掘された日本最古の植物群化石も見ることができる。