憲政の神様と呼ばれ第29代内閣総理大臣であった《犬養毅》を記念して建てられた施設。
岡山県岡山市の大名庭園近水園の一角にある『犬養木堂記念
館』は、平成5年(1993年)10月に開館。「憲政の神様」と
呼ばれ、平和を愛し政党政治の確立に大きく貢献したことで
知られ、五・一五事件に倒れた第29代内閣総理大臣であった
《犬養毅》を記念して建てられた施設。
建物は、国の重要文化財に指定されている旧犬養家住宅に隣
接。館内はなまこ壁と焼板に囲まれた路地が設けられており
、その両側に常設展示室と企画展示室で構成。
館内には、犬養木堂の足跡をしのぶ写真、像・遺品・遺墨・
手紙、直筆の書、手紙、愛用の筆や、5.15事件の時の血染め
の座布団、木堂の肉声を聴くことができる選挙演説レコード
など、木堂ゆかりの資料8000点のうち常時120点を展示して
います。