郷土出身、洋画家《中尾彰》と同じく夫人で洋画家《吉浦摩耶》の作品を収蔵・展示する施設
島根県鹿足郡津和野町にある『杜塾美術館(もりじゅくびじゅつかん)』は、郷土出身、洋画家《中尾彰》と同じく夫人で洋画家《吉浦摩耶》の作品を収蔵・展示する施設。
津和野独特の赤瓦と白壁が美しい施設建物は、津和野藩の歴史ある筆頭庄屋屋敷を復元したもの。内部は、黒光する太い梁や大黒柱など落ちついた空間で美術作品を見ることができる。
施設内には中尾彰(しょう)と妻吉浦摩耶の詩情あふれる美しい作品を展示。また2階の奥では雨戸のふし穴から差し込む光で庭園が逆さに写る「針穴写真」なども是非見て欲しい。
他にもスペインの宮廷画家「ゴヤ」の版画を展示。特に現在マドリッドにある聖フェルナンド国立アカデミー美術館に収納されている原盤を増刷した「闘牛士」最終版は必見です。
入館料
大人500円、小中高校生300円(★20名以上団体割引あり)
営業時間
9:00~17:00(12月~2月 9:30~16:30)
定休日
年末及び作品入れ替え時
駐車場
あり
アクセス
JR津和野駅→石見交通バス鴎外旧居・長野行きで3分、
バス停:郷土館前下車、徒歩すぐ
連絡先
0856‐72‐3200