世界遺産と融合する最西端の誇り
歴史
島根半島の最西端に聳える出雲日御碕灯台は、明治36年に建設されました。この灯台は、世界遺産の出雲大社から約10km北西に位置しており、住民の要望を受けて計画が始まりました。設計は日本人技師石橋絢彦によるもので、高さ43.65mの灯台は、日本の灯台の中で最も高く、世界の灯台100選にも選定されています。
見どころ
出雲日御碕灯台の真っ白な外壁は、松江市美保関町で切り出された硬質な石材で作られており、内壁はレンガ造りの特殊な二重構造になっています。夜間には約40km沖合まで届き、海の安全を守り続けています。島根半島の断崖に位置しているため、展望台からは壮大な景色が広がり、出雲大社との一体感を感じることができます。