戦後生まれで初めての芥川賞作家《中上 健次》に関連した資料及び、郷土を代表する作家の資料を多数所蔵する施設。
和歌山県新宮市井の沢の新宮市立図書館3階にある『中上健次資料収集室 《なかがみけんじしりょうしゅうしゅうしつ》』は、熊野を舞台にした作品を多数残した和歌山県新宮市生まれの日本の小説家《中上 健次(なかがみ けんじ、男性、1946年8月2日 - 1992年8月12日)》に関連した資料及び、郷土を代表する作家の資料を多数所蔵する施設。
1975年に新宮の「路地」を舞台に独自の世界を築き上げた作品『岬』が第74回芥川賞を受賞。その後、熊野を舞台とした重厚な作品を多く残し1989年には「熊野大学」を開講。しかし1992年8月12日に腎臓癌のため46歳の若さで死去。その後彼の地域に対する功績を顕彰するため、新宮市が1998年に「名誉市民」の称号を贈ったことでも有名。館内には中上健次の著書や資料を多く展示している。(見学は予約が必要)。
入館料
無料
営業時間
9時~17時30分(日曜は~16時30分)
定休日
月曜、祝日、月末
駐車場
あり
アクセス
JR新宮駅→徒歩10分
連絡先
050-7000-8244