江戸時代、武士や一般庶民が利用した旅籠「玉屋」を修復して開館した庶民の旅に関する資料・美術品を収蔵・展示する施設
三重県亀山市にある『関宿旅籠玉屋歴史資料館(せきじゅくはたごたまやれきししりょうかん)』は、江戸時代、関宿でもトップクラスの規模であった武士や一般庶民が利用した旅籠「玉屋」を修復し開館。江戸時代の庶民の旅に関する資料・美術品を収蔵・展示する施設。
かつて江戸時代「関で泊まるなら鶴屋か玉屋、まだも泊まるなら会津屋か」と、謡われたほどの人々に支持されていた玉屋。関宿を代表する貴重な旅籠建築として亀山市文化財に指定されている。
館内には、当時の暮らしぶりがわかる食器、食膳、旅の持ち物などの道具や、庶民の旅に関係する歴史資料。他にも歌川広重の浮世絵を展示。また店の間、帳場、客室、坪庭、離れなどを自由に見学することができる。