舞鶴の個性の一つ「れんが」の歴史と魅力を伝える目的とし開館したれんが専門博物館
京都府舞鶴市にある『赤れんが博物館(あかれんがはくぶつかん)』は、舞鶴の個性の一つ「れんが」の歴史と魅力を伝える目的として平成5年(1993)に創立した施設。
エキゾチックな雰囲気が漂う風雪を経た赤れんがが目を惹く建物は、1903年(明治36)に旧舞鶴海軍兵器廠魚形水雷庫として建設された建築物を利用。日本に現存する最古級の鉄骨構造のれんが建築物として価値が高いことから2008年6月9日に重要文化財に指定。
館内には、れんがの歴史から作り方をモニタと音声ガイダンスでわかりやすく紹介する「ホフマン式輪窯シアター」。中国大陸から日本へ伝わり独自の進化を伝えるれんがの歴史を紹介する「日本のれんが歴史コーナー」。多くの世界の珍しいれんがを紹介する「世界のれんが歴史コーナー」など、れんがの歴史と魅力が体感できる施設となっている。