春の「八条が池」の霧島ツツジは圧巻。菅原道真にゆかりの深い長岡に鎮座する天満宮。
この地は菅原道真が在原業平らとよく詩歌管弦を楽しまれていた場所です。
菅原道真が太宰府へ左遷させられる際に、この地に立ち寄り「わが魂長くこの地にとどまるべし」と名残惜しまれたと言われています。
道真の死後、菅原氏一族の中小路宗則が道真公御自作の木造を祀ったことが長岡天満宮の始まりと言われています。
現在の社殿は昭和16年に平安神宮の社殿を移築したもので、
寛永15年(1638)には八条宮智仁親王によって「八条が池」が築造されました。
元は10万余坪の広大な敷地でしたが、明治維新の変革に際し上地したため、現在は2万余坪となっています。
春になれば「
八条が池」の中堤両側の霧島ツツジが見事に咲き誇り、その真っ赤に敷き詰められたツツジは他では見られない素晴らしい姿です。
この霧島ツツジを見るために、他の都道府県からもたくさんの観光客が訪れます。