官営の医薬品試験機関 大阪司薬場として発足した試験研究所跡
大阪衛生試験所は官営の医薬品試験機関 大阪司薬場として明治八年三月,この
舎蜜局跡に発足し,明治二十年五月の官制公布により 大阪衛生試験所となった。
昭和二十年六月の大空襲で焼失し,業務停止に至る 七十年余,わが国における保健衛生行政の拠点として 多大な貢献をなした。
昭和二十四年四月,国立衛生試験所大阪支所 として業務を再開し,現在は国立医薬品食品 衛生研究所大阪支所として,中央区法円坂において 引き続き試験研究業務を行っている。
本年,業務開始から五十周年を迎え ここに記念碑を設置するものである。
[碑文より]