京都府宮津市の宮津湾と内海の阿蘇海を南北に隔てる砂州で、全長は3.6キロメートル、幅は20メートルから170メートルもあります。日本三景の1つに数えられ、京都府内では京都市の寺院群などを除けば、随一の観光スポットです。
白砂青松の例え通りに、白い砂浜に緑の松林が美しく生えそろっていますが、この松の木は人工的に植えられたものではなく、ほとんどが自然に生え揃ったものです。
宮津湾から阿蘇海を横切る天橋立の様子は、古来龍が天に昇る姿に例えられ、室町時代の有名な水墨画家、雪舟も『天橋立図』に描いています。