古都東京、谷中に佇む穏やかな時光
歴史
護国院は、寛永2年(1625年)に天海僧正の指示で開山され、東叡山寛永寺の最初の子院として誕生しました。寛永7年(1630年)には天海により釈迦堂が建立され、釈迦、文珠、普賢の三尊像が本尊とされました。護国院は元禄期まで、東叡山の中心である東叡山総本堂の役割を果たしていました。
見どころ
護国院は「谷中七福神」の一つ「大黒天」を祀っていて、歴史的な重みと共にその美しい建築が注目されます。三代将軍家光から贈られたと伝えられる大黒天画像は特に有名です。また、上野王子駒込辺三十三ヶ所観音霊場14番、東三十三所観音霊場2番札所として、霊的な巡礼地としても知られています。