蛇喰岩、屏風岩、亀岩などの奇観が連なります。
弥栄峡は山口・広島の県境を流れる小瀬川の上流にあります。
小瀬川は、川幅が狭く、流れが速いので、川岸や川底には多くの割れ目のある花こう岩が出ています。これらの岩間を流れる清流と、両岸の樹木とが調和し、見事な峡谷美を展開しています。なお、この周辺は、カワシンジュガイの生息南限地でもあります。V字型の美しい渓谷で自然のいろいろな作用によるのと、アカマツやヤマツツジなどの木々と山水画の世界を造りだし日本的な山水の景観をしています。
その周囲を自然を満喫しながらゆったりと歩ける弥栄峡遊歩道があります。自然との一体感を心行くまで感じる事ができるでしょう。弥栄峡周辺は桜も多いのが特徴で春には花見客でも賑わいをみせます。