都会の中の散策路。花とアートと水辺の小道
創成川公園にある創成川は北海道札幌市の中心を流れる石狩川水系伏籠川支流の一級河川です。
札幌市を東西に画する起点。江戸時代に「大友堀」として作られ、明治時代に「創成川」と改名されました。長さ14.2km。
2011年4月1日、創成川通りのアンダーパス連続化に伴い、創成川両岸に幅約30メートル、長さ約820メートル、面積約18000平方メートルの大きな新公園「創成川公園」が誕生しました。
公園内にはゆるやかな用水路が流れ、また彫刻など大小18点のアート作品も並び、芸術と水辺に触れ合える公園になっています。
江戸時代に造られた用水路「大友掘」が前身ですが、昭和初期には河畔にサーカス小屋や露店などで賑わった場所でもあります。その面影を継承するように、南4条から北1条まで続く全長820mの公園に遊歩道を整備しました。水辺にも降りていけるよう階段も設けられています。遊歩道脇はライラックが彩り、レンガを用いた団塚栄喜氏のアートワークも点在。まるで野外美術館のように楽しめます。