京都を代表する神社。平安京遷都1100年を記念して桓武天皇を祀る神社として創建。
「鳴くようぐいす平安京」で知られる794年の平安京遷都から1100年を記念して、明治28年(1895年)に平安京遷都当時の天皇であった第50代桓武天皇を祀る神社として創建された。
明治維新によって事実上首都が東京へ遷ったことにより、京都には活気がなくなり衰退ぶりが目に見えてくると、
何とか京都を以前の活気ある都市にしようと、市民を中心にさまざまな町おこしが展開され、その集大成として平安神宮が創建された。
平安神宮は、国ではなく全国から集めた寄付金で建てられた。
京都の時代祭は、この平安神宮の創建と平安遷都1100年祭を奉祝する行事として、同じ年の明治28年に始まった。