約130品種、約350本の「桜の通り抜け」でも有名な、金属加工や貨幣の製造などを行う工場。
桜宮橋の近くにあり、貨幣のほか、勲章・褒章および金属工芸品などの製造、地金・鉱物の分析および試験、貴金属地金の精製、貴金属製品の品位証明(ホールマーク)などの事業も行っている独立行政法人。
明治4年(1871)に、「大蔵省造幣寮」として創立。
当時、貨幣を鋳造するためのガスの余剰分で工場内や周辺のガス灯を灯し、その明るさで見物人が押し寄せていたとか。
洋風な外観とともに、画期的な洋式設備を用いた貨幣の製造工場だった。
明治10年(1877)には「造幣局」に改称され、現在に至っている。
事前予約で工場見学ができます。
また、構内には
造幣博物館のほか、約130品種、約350本の桜が満開を迎える4月中旬には「桜の通り抜け」があり、大勢の花見客で賑わっている。